現実世界[恋愛]

階段のあの子が、スマホで小説を書いている。俺はそれを、いつも後ろから眺めている。

非常階段の一段目に腰掛けているクラスメイトの彼女は、いつも昼休みにスマホで小説を書いている。

その後ろ姿を、非常階段の二階から手すり越しに眺めていた。

ある日、彼女がそんな自分に気づき、たわいない会話をするようになる。

昼休みの会話が交わされる、二人の距離はちょうど建物一階分。

ーーーこれは彼が、小説を書く彼女の背もたれになるまでの物語。
 

スクールラブ / 古典恋愛 / 日常 / 青春 / ほのぼの / 男主人公 / 学園 / 現代 / ハッピーエンド / ネット小説大賞八短編
全6話完結 2019/10/10 18:00更新
13,785字 (2297.5字/話) 35%
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最終取得日時:2024/03/28 02:26
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