異世界[恋愛]

【超連載版】されど悪役令嬢はタヌキに愚痴る

「人間はどうして婚約なんかするのかしらね……」
「タヌキと婚約したって仕方がないからね」

『令嬢の湯』――それは東方の辺境の街に存在する人気スポットである。

そこの湯守の令嬢ダニエラは、昔は王都の有力貴族の令嬢だった。だが婚約者である王子に一方的に婚約を破棄された挙げ句、でっちあげの罪を着せられて王都を追放され、この東の辺境に流れ着いたという。

彼女が湯守を務める温泉の常連客である鍛冶師見習いの青年「タヌキ」は、彼女のそんな過去を知って驚く。いつも気怠げで、なおかつ少し孤独そうな彼女。何とか救ってやりたいと「タヌキ」が思っている時だった。婚約破棄してきたはずの王子の使者が辺境の街を訪れ、ダニエラに「前年身罷った王太子妃にした全ての罪を赦す。王都へ帰還し、再び王子と婚約するように」と告げる。婚約者を捨てるような王子にこの人は渡せない。そう憤慨する「タヌキ」だったが、ダニエラは何かを覚悟したような顔をしていて――。

めちゃくちゃ口が悪くてボヤキ性の悪役令嬢と、訳アリ過去アリ協調性ナシの鍛冶師見習い青年「タヌキ」の人情噺日常モノ、気分次第でミステリーになります。

以前、短編で投稿し、まぁそこそこの好評を博した『されど悪役令嬢はタヌキに愚痴る』の連載版となります。

【お断り:短編投稿時、下ネタが多すぎて運営さんから「おめーの小説R-15にすっから!」と怒られたので、そこに関しては細かく修正してゆきます。でも基本的にここぞと言うところではめちゃくちゃ○○○とか言わせます。たいあっぷにも掲載。

更に連載に当たり、短編版とは違う展開・設定となっております。ご容赦ください】

R15 / 残酷な描写あり / ヒストリカル / 乙女ゲーム / 悪役令嬢 / 日常 / ミステリー / 異世界ファンタジー / 恋愛 / 溺愛 / 追放 / 温泉 / 婚約破棄 / ハッピーエンド / ESN大賞5 
全28話完結 2021/02/12 12:00更新
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最終取得日時:2024/04/23 01:34
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