異世界[恋愛]
聖女として七年の眠りから目覚めたら、私を嫌いと言ってきた婚約者がなぜか甘やかしてきます~皇帝陛下、無理をなさらないでください。私はお飾りの妻で結構です~
聖女の器として選ばれた私――エリエット・マーデルロ子爵令嬢は、七年にわたる「女神の試練」の眠りからようやく目を覚ましました。
「お前なんか嫌いだ!」
私は婚約者であるレオンハルト様の言葉を最後に、「聖女の試練」のため七年の眠りについた。
そして目覚めると、年下でガリガリのやせっぽちだった彼は、ムキムキの偉丈夫に大変身を遂げてこの国の皇帝になっていた。
聖女となってしまったからには、皇帝陛下との結婚はもはや義務。
政略結婚だと割り切って「お飾りの妻で結構で」と告げる私に、彼はどこまでも不機嫌な顔でこう言い放つ。
「俺はお前と離婚をする気はないぞ」
泣くほど私のことが嫌いだったはずなのに、なぜか甘く、そして執着めいた態度で迫ってくる皇帝陛下。
七年という年月を経て大きく変わったレオンハルト様の様子に、私は驚きを隠せなくて…。
女主人公 / 西洋 / ハッピーエンド / 身分差 / 年の差 / 聖女 / 溺愛
短編
2025/09/15 18:40更新
7,893字 43%
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最終取得日時:2025/09/17 12:05
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