現実世界[恋愛]

テレパシーの両片思い~俺と幼馴染のあいつはお互いの心が読めるけど絶対に告白しない~

「もうっ、さっきから人のことをかわいい、かわいいって何なのっ?」
「……っ。それは口に出して言ってないだろ?」
「伝わってくるんだから仕方ないでしょ」

 同い年で幼馴染同士の中野陽大と花棚亜月はテレパシーのような力でお互いが考えていることが分かる。だから互いに互いが好きなことを知っているのだが、どちらも告白をしようとはせず付き合ってはいない。
 そんな2人は高校に入学するあたってルールを決めた。

 ――お互いに心を読み合っても、実際に口に出さないものは知らなかったことにする。

 円滑な高校生活を送るために決めたルールだったのだけれど、頭の中に聞こえてくる声から耳を塞ぐことはできなくて、どうしても陽大と亜月はどぎまぎしてしまう。
 こうして、甘くてじれったい両片思いのラブコメが幕を開けた。

 ◆◆◆は陽大視点、◇◇◇は亜月視点、◆◇◆◇は三人称視点
(カクヨムとノベルアッププラスにも投稿しています)

スクールラブ / 日常 / 青春 / ラブコメ / 学園 / 現代 / 幼馴染 / 両片思い / ライトノベル / 甘い / ラノベ / 異能 / 超能力 / 高校生 / HJ大賞3
全37話完結 2020/12/30 21:25更新
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最終取得日時:2024/03/28 01:46
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