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佐久間五十六 2020/09/01 公開 2020/10/31 00:14 更新
海上自衛隊幹部が調べる、第二次世界大戦末期に行われた神風特別攻撃隊による真実と深い悲しみの混じった、TOKKOKA(特攻花) に関する悲しき繋がりの話
物語の始まりは鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊鹿屋航空基地。海上自衛隊幹部候補生課程を修了したばかりの新米3等海尉小野井武士が見た基地の周りに咲き乱れる黄色い鮮やかな花。その花がこの物語の主人公である。古き習慣だと言われ上官からこの黄色い花の正体を調べると、以外な事実が明らかに
やがて小野井は、"特攻"というあってはならない軍事作戦の壁に直面する。同じ海を守る防人として、その当事者であった戦争を知る数少ない生存者と、面会を重ねる。亡くなった神風特別攻撃隊の遺族にも面会した。そして、小野井は1つの答えを出す。未来の日本の防衛を担う現場の隊員としては、感情移入し過ぎなのかもしれないが、それでも小野井は戦争とは何かという事に向き合う事になる。一撃必殺だった筈の神風特別攻撃隊(通称カミカゼ)その内容は驚く程ずさんで、アメリカ海軍の猛烈な反抗により成功率は20%を切るか切らないかという所だった。
旧日本海軍の伝統を色濃く残す海上自衛隊。戦前は陸軍と海軍が政治を仕切り失敗した反省から、自衛隊員には政治的な干渉は許されておらず、専守防衛の旗印の元、文民統制(シビリアンコントロール)で陸海空各自衛隊は運用されている。
戦争を知る世代は高齢化し、現役世代は戦争の惨禍を知らない。それが何を意味するか。またあの惨禍を繰り返してはならない。そう胸に誓い小野井は電子探索機EP-3に乗り込む。
これは、海上自衛隊鹿屋航空基地で繰り広げられるヒューマンドラマである。
※この物語はフィクションです。
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