ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 0
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 1
- 平均評価
- 2.00
- 週間読者
- 0
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
kanane 2026/10/08 公開 2026/10/09 11:14 更新
「段取りが良すぎて可愛げがない」と言われ続けた公爵令嬢クラリッサは、「聖女をいじめた悪女」として婚約を破棄され、修道院行きの馬車に乗せられた。
ところが、先客がいた。婚約者を奪ったことになっている聖女、ロッティだ。
「あ、どうも。私も捨てられました。同じ殿下に、同じ日に。ちなみに、奪ってません」
同じ日に、二人とも。つまり、怪しいのは殿下の言い分のほうだ。ならば、おとなしく修道院へ向かう義理もない。
「まず旅程表を作りましょう。泣くのは、宿が決まってからです」
「クラリッサ様、聖女って宿代をまけてもらえるんですよ」
休憩で馬車が止まった隙に、居眠り中の護送官をそっと残して、二人は馬車を降りた。
悪女の名前で盗賊を黙らせ、聖女の笑顔で宿代を値切る。旅程表の備考欄は、各地の名物でびっしり埋まっている。悪評も名声も、半分こ。どうせ、誰かが勝手に貼ったレッテルだ。
なお王宮では、殿下の予定表を三年間ひとりで組んでいたのが誰だったのか、まだ誰も気づいていない。
けれど、殿下はなぜ二人を同時に捨てたのか。その答えを知っていそうな堅物の護送官コンラートだけが、今日も無言で、旅程表の三歩後ろをついてくる。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…