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ひなた涼介 2022/06/02 公開 2022/06/11 16:07 更新
安アパートで独り暮らし。大学生の俺のもとに、謎の案内状が届いた。
鳥取県境港市の悠久草庵という所から、開業する前に小宴を設けるので、ぜひ来てほしい、との内容だ。旅費や宿泊費を負担してくれるという。
俺には全く心当たりがなく、そんな優遇を受ける身でもない。
何らかの手違いだと思い、教えてやるために電話をかけた。
すると、相手は、俺で間違いない、と断言する。
意味が分からず、食い下がる俺に、迷った末にこう言った。
「実は、子泣き爺たちを助けてほしい」 詳細は、こちらに来てから話すとのこと。
なぜ俺に白羽の矢が立ったのか? 子泣き爺を助けるとはどういうことか?
訳が分からぬまま、夏休みを利用して、旅行気分で境港市に行くことにした。
ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターに会いたかったからだ。
ところが、悠久草庵(妖怪屋敷)で聞かされた話に驚いた。
電気自動車で、大きな勾玉のような石に入って、子泣き爺を含め計六体の妖怪を連れ戻して来る、とのミッションの依頼だ。
メンバーは俺と、女子高校生、男子小学生、悠久草庵代表のおじいちゃんの四人。
大きな勾玉の中には、那須の殺生石が割れて出現した、九尾の狐という怖い妖怪がいる。これが最大の強敵で、他にも恐竜がウヨウヨいる。
最後は異星人まで登場して、もうヘトヘトだ。
さて無事に、六体の妖怪を救出できたのか——というお話です。
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