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美音 樹ノ宮 2021/08/02 公開 2023/12/12 01:17 更新
魔術、呪術、占術、法術、陰陽道など数多く存在する術《すべ》と呼ばれる力たち。
それらが混在する日本国にて、中でも一閃を駕し最強と謳われている術《すべ》が存在していた。
それが、伝説とされている鬼が造り出した追儺《ついな》と呼ばれるものだ。
公とされていない、突出した効力を持つその追儺《ついな》は、過去に三柱の鬼神によって生み出された。
トップ3の鬼神、金柄《がながら》闢真《びゃくしん》、涯蘭《げらん》童子《どうじ》 、そして温羅《うら》。
その概要は、伝承として今世まで語り継がれているのだが、他に等しく重要視されている文献が一つ残されていた。
それが『温羅《うら》は俗世に、災厄《さいやく》産み落とす。』といった伝承だ。
追儺《ついな》を扱う方相氏《ほうそうし》はそれを何より危険視し、その見極め基《もとい》排除のため、国を挙げて尽力していく。
のだがその最中で突如、日本国の存亡にかかわる事件が発生していくのだった。
『生まれ変わり』にのみ継承するとされている、その追儺《ついな》という力。
その際これらは、記憶という情報源まで共に継承されるのだろうか。
これは温羅《うら》の生まれ変わりと評される、主人公鈴鹿《すずか》 裏人《うらひと》の存在をめぐる、怪異的な物語である。
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