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水月 2014/12/20 公開 2022/10/12 07:00 更新
"黒"を不吉とする国ルゼノ。金色を美しいと称え、王侯貴族は皆金髪である。平民は金色以外の髪色で、その中には奴隷の身となって一生を終える者も少なくない。
そんなルゼノの奴隷商館には、不吉とされる"黒色"を髪と目に持つ少年がいた。少年はその容姿ゆえに黒を意味する名――シュヴァルツと呼ばれ、同じ奴隷商館の仲間からは「この国で買い手が付くことはないだろう」とからかわれていた。
しかし、ある日、奴隷商館の主人がシュヴァルツに言った。
「第三王子の元へと贈られる」と。
しかも、シュヴァルツが贈られた先――ルゼノの王宮で出会った第三王子は黒髪の王子だった――!?
変わり者の王子達と、幸い(?)にも奴隷から解放されて小姓モドキとなったシュヴァルツが送るルゼノ王宮の日常。そんな中で、シュヴァルツはルゼノの王宮で起こる事件に巻き込まれることに!彼に待ち受ける運命は一体――?
王宮内で振り回される主人公だが、実際は振り回している側でもある。髪色で差別される王子達の関係修復に、元奴隷は駆け回ることに。
…自己中心的な主人公は権力に噛み付きたいお年頃。途中から主人公は本名を名乗り、それに伴い表記が変わります。
主人公の殺伐とした発想と、何処かずれた心境(コメディー要素)を書くため改稿しています。
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