異世界恋愛 完結・全68話

「君の家事魔法など要らない」と婚約破棄されたので、王宮のおうち精霊を全員退職させます ~地味な家守令嬢を追い出したら、城のベッドも暖炉も朝食もいなくなりました~

小竹X 2026/05/08 公開 2026/05/19 07:03 更新

あらすじ

伯爵令嬢ミリア・ハーシェルは、王太子セドリックの婚約者として五年間、王宮の暮らしを支えてきた。

彼女の加護は《家守》。
暖炉、鍵、寝台、食器、パン窯、井戸、扉――人が暮らす場所に宿る小さな「おうち精霊」と話し、住まいを整える地味な力だ。

王宮ではその力を「家事魔法」と笑われた。
けれどミリアが毎日名前を呼び、手入れをし、居場所を与えてきたからこそ、王宮の朝食は温かく、寝室は清潔で、扉は夜ごと不審者を退けていた。

そんな建国祭の夜、王太子は聖女セリナを隣に置いて告げる。

「君の家事魔法など要らない。婚約を破棄する」

ミリアは静かに礼をした。

「承知しました。では、私個人と雇用契約を結んでいるおうち精霊たちに、退職の意思確認をいたします」

周囲は笑った。
けれど次の瞬間、王宮の暖炉が消え、鍵が眠り、寝台がふかふかをやめ、パン窯がミリアの荷馬車へ乗り込んでしまう。

王宮を出たミリアを迎えたのは、北境から来た辺境伯グレン。
彼は、廃れた砦と寒さに震える兵士たちを救うため、ミリアに頭を下げる。

「あなたの仕事に、正当な報酬を払いたい」

これは、地味な家事魔法と笑われた令嬢が、王宮を捨て、空っぽの砦に温かい食卓と眠れる夜を取り戻し、やがて国の暮らしそのものを救う物語。

ポイント

総合ポイント 8,228
日間ポイント 0
日間ランクイン 14
最高順位 49
評価ポイント 5,85271.1% ブクマ×2 2,37628.9%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1,188
感想
7
レビュー
1
評価者数
689
平均評価
8.49
週間読者
301

ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 1,188-1(7日間)
1,190 1,188 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 5,852-10(7日間)
5,853 5,852 5,851 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 1,188 -1 5,852 ±0
11/05 1,189 -1 5,852 ±0
11/04 1,190 ±0 5,852 ±0
11/03 1,190 +1 5,852 ±0
11/02 1,189 +1 5,852 ±0
11/01 1,188 ±0 5,852 ±0
10/31 1,188 -1 5,852 -10

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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