異世界恋愛 短編

社畜として使い潰されたので退職(死亡)したら、異世界で魔王様にヘッドハンティングされました ~元ブラック企業と元上司は、地獄で勝手に残業していてください~

河合ゆうじ 2025/11/13 公開 2025/11/13 11:49 更新

あらすじ

 二十七歳の社畜OL・綾乃は、月三百時間残業の末、深夜のオフィスでそのまま倒れて人生終了……した、はずだった。

 目を覚ますと、真っ白な空間。目の前には、やる気のなさそうな女神がタブレットをいじっている。

「お疲れ様でしたー。ブラック企業ポイントがカンストしたので、補償として《異世界婚活アプリ・ソウルマッチ》に自動登録されました」

 説明によると、転生先は「異世界の独身貴族・王族・魔王」から選べるらしい。
 ここで綾乃は、前世を思い出して固く決意する。

「もう二度と、理不尽に我慢しない。
 残業ゼロ、パワハラ禁止、休日出勤なし、家事分担必須。浮気? 論外」

 細かく条件を入力した結果──

『あなたの条件に合致するお相手は、一名だけです』
『候補者:魔王レオニス・ノア・ヴァルガ 種族:魔族 肩書き:冷徹魔王/人類最悪の天敵』

「え、よりによって魔王!?」

 人間の応募者は、「残業あり」「家事は妻の仕事」「妻は王都の飾り」ばかりで、条件を満たすのは魔王だけ。
 悩んだ末に綾乃は、女神の最後通牒に押されて【承諾】ボタンをタップしてしまう。

 次の瞬間、禍々しい黒城の謁見の間に転生した綾乃の前に現れたのは──噂とは全く違う、目つきだけ怖い大型わんこ系魔王だった。

「来てくれて、ありがとう。
 契約書だ。君の条件は、すべて守ると約束しよう」

 差し出されたのは、分厚い婚姻契約書。
 そこには、残業禁止・休日保証・家事は完全外注・妻への暴言罰金制度など、綾乃が入力した条件が、魔王のサイン付きでずらりと並んでいた。

 実は「冷徹魔王」の黒い噂のほとんどは、人間側のプロパガンダ。
 現実の魔王レオニスは、部下思いだけど数字と書類に壊滅的に弱い、超不器用な不憫イケメンだった。

「……あの、その、触れてもいいか。痛くないか?」
「え、あ、はい?(え、思ってたよりコミュ障かわいい……)」

 社畜経験で鍛えられた綾乃は、魔王城に蔓延る「サービス残業」と「ブラック部署」を次々と是正していく。

 ・徹夜上等だった魔族研究班に、きっちりシフト制を導入
 ・命がけだった前線部隊に、有給とカウンセリング制度を新設
 ・書類の山に埋もれていた魔王には、スケジュール管理アプリ(魔法版)をプレゼント

 気づけば彼女は、「魔王軍初のホワイト化」を進める改革者として、城中から慕

ポイント

総合ポイント 176
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 16292% ブクマ×2 148%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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8.53
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ブクマと評価ポイントの推移

10/30〜11/05(7日間)
ブクマ 7+0(7日間)
8 7 6 10/30 11/02 11/05
評価ポイント 162+0(7日間)
163 162 161 10/30 11/02 11/05

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/05 7 ±0 162 ±0
11/04 7 ±0 162 ±0
11/03 7 ±0 162 ±0
11/02 7 ±0 162 ±0
11/01 7 ±0 162 ±0
10/31 7 ±0 162 ±0
10/30 7 ±0 162 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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