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食い倒れ達磨 2022/06/02 公開 2022/06/02 09:44 更新
2030年、世界で新たなエネルギーが発見された。そのエネルギーを用いて超常的な現象を起こせることがわかると、世界中でエネルギーの研究が進められた。人々はエネルギーを「魔力」、超常的な現象を「魔術」と呼んだ。
2050年、魔力と魔術の研究が進む中で新しい事実が発覚した。魔力は人間だけでなく、空気中にも含まれていることは以前から分かっていた。しかし、地球上には石油や天然ガスのように魔力が以上に噴き出す地点があることが新たに分かったのだ。この事実によって、魔力が噴き出す「龍脈」を巡って世界中が争った。第一次魔術大戦の勃発である。
2056年、長い間続いた第一次魔術大戦はアメリカとロシアの休戦によって幕を閉じた。世界中を巻き込んだ大戦は民を疲労させ、いくつもの国が消滅し、国境が変わった。だが、皮肉なことに戦争によって魔術は大幅な進歩を遂げた。魔術の理論が確立したのだ。しかし、中には死者蘇生など魔術では再現が不可能な並外れた力を扱う者が現れた。彼らの扱う力は畏敬の念を込めて「魔法」と呼ばれた。
これは様々な思惑が複雑に絡み合う中、己の生き方を貫く一人の男の物語。
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