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鈴白澪 2026/08/08 公開 2026/10/31 20:10 更新
「世界の終焉を招く存在」――そう予言された少女リラを育てたのは、七匹の猫だった。その中には、始祖の時代から生きる白猫ルナもいた。
【第二章「ヴァレリウス領」完結!】
【第三章「レオパルド王国」10月20日(火)20:10開幕!】
数百年間、猫に選ばれた人間はいなかった。
しかし、十一歳の少女リラには、七匹もの猫の相棒がいた。
深翠の森でひっそりと暮らすリラにとって、猫たちはかけがえのない家族だった。
だが、彼女の正体は、十一年前に死んだとされていたフェリシテの王女。
生存を知られたことで、実の父が治める国から命を狙われ、リラは猫たちと共に森を旅立つ。
初めて触れる外の世界。
新たな人々との出会いと、迫りくる追手。
旅の中で遭遇する、人々には見えない謎の白い靄。
胸元に下げた猫紋の指輪に秘められた力。
そして、長い時を生きるルナが隠し続けてきた過去とは――。
自分の意思で魔法を使うことすらできないリラ。
それでも、これまで守られてきた大切な家族を、今度は自分の力で守りたいと願う。
たとえ世界の終焉を招くと予言されていても、その運命を受け入れるつもりはない。
これは、七匹の家族と共に予言に抗い、世界中の断たれた縁を繋ぎ直していく少女の物語。
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