異世界恋愛 完結・全10話

追放された侯爵令嬢の契約婚。書庫に届く湯気の理由を、私はまだ知らない

月雅 2026/03/01 公開 2026/03/01 12:01 更新

あらすじ

誰にも名前をつけてもらえなかった仕事がある。

備蓄の管理。予算の帳尻合わせ。外交書簡の整理。 アルセーヌ王国の宮廷で、エステルが続けてきた仕事はすべて聖女の功績に書き換えられ、最後には身に覚えのない罪で宮廷を追われた。

行き場をなくした元侯爵令嬢が差し出されたのは、隣国の公爵家との期限付きの契約結婚だった。

残り一年。 その期限の中で、エステルは騎士団の荒れ果てた備蓄倉庫に手をつける。 棚卸し、帳簿の整備、補給路の見直し。 前の人生で総務課主任だった記憶が、羽根ペンとインク壺の世界で静かに動き始める。

寡黙な公爵は多くを語らない。 けれど夜の書庫に湯を届け、蝋燭を明るいものに替え、委任の範囲を少しずつ広げていく。 契約の義務にはどこにも書かれていないことばかりだ。

なぜこの人は、こんなことをするのだろう。

エステルがその疑問の答えに近づくとき、公爵家の金庫には二年間隠されてきた文書が眠っている。 そしてその文書の意味を知ったとき、築き上げた信頼は根底から揺らぐことになる。

優しさの理由を知ってもなお、隣にいたいと思えるのか。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 34+0(7日間)
35 34 33 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 480+0(7日間)
481 480 479 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 34 ±0 480 ±0
11/05 34 ±0 480 ±0
11/04 34 ±0 480 ±0
11/03 34 ±0 480 ±0
11/02 34 ±0 480 ±0
11/01 34 ±0 480 ±0
10/31 34 ±0 480 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

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