ヒューマンドラマ 短編

3年も隠れ既婚者だった最悪な夫!結婚式で裏切りを暴いたら、偽の音声で私を不倫女扱いしやがった!

熾星 2026/07/06 公開 2026/07/06 17:09 更新

あらすじ

私が何気なく「そろそろ結婚したいな」と口にしただけで、翌日、桐谷悠真は事業計画書のように分厚い結婚式のプランを私の前に置いた。
 東京・丸の内の高級ホテルから、披露宴の進行、招待客の席次、ドレスの順番まで、彼はすべてを細かく整えてくれていた。誰もが、私は優しくて、気が利いて、責任感のある男性を見つけたのだと言った。私自身も、そう信じていた。
 私と悠真は三年付き合っていた。式場も、招待客リストも、招待状のデザインも、両家の親族席の配置まで、彼はほとんど私の希望に合わせてくれた。私が喜ぶなら、それでいい、と。

 披露宴当日、ホテルの宴会場はきらびやかな照明に包まれ、二百人近い招待客で埋まっていた。途中で、私はお色直しのために控室へ向かった。
 舞台裏の通路を通りかかったとき、子どもの声が聞こえた。その声は、化粧台に置かれたスマホから流れていた。

「パパ、いつ帰ってくるの? 今日はママと遊園地に行くって約束したでしょ?」
 次の瞬間、悠真が声を潜めてその子をなだめた。
「いい子にして、おじいちゃんとおばあちゃんの言うことを聞いていて。パパはこっちが終わったら、ママのところへ行くから」

 私は入口に立ったまま、指先が少しずつ冷えていくのを感じていた。では、いま親族席に座り、私に穏やかに微笑みかけ、このあと新郎側の両親として挨拶するはずの、あの二人はいったい誰なのだろう。

ポイント

総合ポイント 148
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 14497.3% ブクマ×2 42.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
2
感想
0
レビュー
0
評価者数
23
平均評価
6.26
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 144+2(7日間)
144 142 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 2 ±0 144 ±0
10/31 2 ±0 144 ±0
10/30 2 ±0 144 ±0
10/29 2 ±0 144 +2
10/28 2 ±0 142 ±0
10/27 2 ±0 142 ±0
10/26 2 ±0 142 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…