ハイファンタジー 短編

あの火、風上から点いてます ~勇者様のヤラセ配信を、一番死にたくない僕が撃ち抜くまで~

月神世一 2026/09/04 公開 2026/09/04 13:37 更新

あらすじ

「撃てるものなら撃ってみろ。俺は神に選ばれた勇者だぞ」

「はい。撃てば、当たります。当たれば、死にます。
 ……だから、撃たないんです」

神谷シン、二十五歳。前世は要人警護官だった。

一番強い人間ではない。
一番死にたくない人間だ。

死にたくないから。
誰にも死んでほしくないから。
死なないための努力だけを、ひたすら積み上げてきた。

転生先で彼が手にしたのは【シークレットサービス】。
守ると決めた相手のためなら、何でも取り出せる。
──ただし、自分のためには何ひとつ出せない。

流れ着いたのは、貧乏でうるさいポポロ村。
肩書きは自警団員。月給二十五万円。
仕事は、村の全員を今日も生かして帰すこと。

村には、もやしを啜りながら夢を諦めない人魚のアイドル志望と、
血を吐きながら他人を治す二十歳の村長がいる。
そして村の外には、人が死ぬほど数字が伸びると知っている「勇者」がいる。

シンはいつもおどおどしている。
悲鳴を上げ、頭を下げ、心配しすぎて煙たがられる。

けれど、覚悟が決まったときだけ、声が変わる。

「止めておいた方がいいですよ。
 僕、撃ったら外さないので。
 ……ね? 痛いのは嫌でしょう? 止めましょう?」

それは懇願ではない。最後通告だ。

これは、一番死にたくない男が、
一発も撃たずに、誰も死なせない用心棒になるまでの物語。

ポイント

総合ポイント 18
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 18100% ブクマ×2 00%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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9.00
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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 0+0(7日間)
1 0 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 18+0(7日間)
19 18 17 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 0 ±0 18 ±0
10/30 0 ±0 18 ±0
10/29 0 ±0 18 ±0
10/28 0 ±0 18 ±0
10/27 0 ±0 18 ±0
10/26 0 ±0 18 ±0
10/25 0 ±0 18 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…