歴史 短編

事業承継コンサルが斎藤道三に転生したので、息子との親子決戦を話し合いで止めます

島村 巡 2026/11/07 公開 2026/11/07 19:00 更新

あらすじ

「この依頼人は、三つとも、やっている」

創業社長に三時間説教された夜に倒れた事業承継コンサルタントが目を覚ますと、美濃の蝮・斎藤道三になっていた。
明日は長良川で、息子・義龍との決戦。こちらは二千七百、向こうは一万七千。歴史の通りなら、道三はここで首を取られる。

名ばかりの家督譲り。弟ばかりの贔屓。息子を人前でたわけ呼ばわり。襖に組織図を書いてみれば、承継の失敗の見本市。
勝てない戦は、話し合いで勝つしかない。白い布を結んだ小舟で、俺は夜の長良川を渡る。手土産は、一文銭と油の壺。

父の側から描く、戦国の事業承継。

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