現実世界恋愛 短編

花瓶

八十島コト 2026/07/06 公開 2026/07/06 14:37 更新

あらすじ

 石原達郎は、二年前から大阪に単身赴任している。ある日妻の智子が交通事故で死んだ。智子は友人と金沢を旅行中と聞いていた。ところが、同行していたはずの友人が名乗りを上げず、誰と智子がいっしょだったのか判明しなかった。
 達郎は金沢に行き、事故当時、智子を病院に搬送した消防署員を訪ねた。すると、妻は死に際に「シンノスケ」と「テンチョウ」という言葉を残していたとの証言を得た。
 達郎は、自分が単身赴任している間に妻が浮気をしていたとの疑惑を抱いた。そして、どうしても相手の男の正体を突き止めたくなった。しかし、シンノスケとテンチョウということしかヒントがなく、探求は困難を極めた。
 そんな時、四十九日の法要の最中に、妻の友人である千絵が、テンチョウというのはどこかの百貨店にいる、と言っていたのを偶然耳にした。それから、シンノスケという店長を探し始めた。ところが、どこの百貨店にいるのかなかなか見つからず、諦めかけていた時、押入の収納庫から同じ柄の百貨店の包装紙が沢山見つかった。これをヒントに、その男は、松越百貨店金沢店の店長をしていることが判明。達郎は、この男と話をつけようと、金沢に飛び、彼の住むマンションを訪ねた。そして、ふとした言い合いから、店長を殴り、階段から突き落としてしまった。不幸にも打ち所が悪く、死んでしまった。達郎は、必死で逃げた。

 捜査は難航した。犯人は指紋を残していったが、害者と結びつく三千人以上の知人の中から一致する者はいなかった。捜査陣が諦めかけていた時、害者の部屋にあった花瓶の底に、二人の男女の名前が刻まれているのを発見した。それは披露宴の引き出物だった。それをもらった者をしらみ潰しに洗っていくと、死んだ智子にぶち当たった。亭主に花瓶を渡して見せると、妻の実家にある物と同じだと言った。警察が、智子の実家の母を訪ねると、智子は金沢で死んだと告げられる。彼女の顔写真は、害者が持っていた女の写真と一致し、さらに、花瓶から検出された智子の亭主の指紋が犯行現場の物と一致した。
 そして、達郎が逮捕された。

ポイント

総合ポイント 4
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 2+0(7日間)
3 2 1 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 1 ±0 2 ±0
10/30 1 ±0 2 ±0
10/29 1 ±0 2 ±0
10/28 1 ±0 2 ±0
10/27 1 ±0 2 ±0
10/26 1 ±0 2 ±0
10/25 1 ±0 2 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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