歴史 連載中・全33話

維新ふたたび

袖岡徹 2026/07/25 公開 2026/08/26 19:10 更新

あらすじ

政府転覆を目論む元新撰組の斎藤一が幕末維新の謎を解き明かす歴史エンタメ!

元新撰組の斎藤一は元会津藩士に誘われクーデターを決意する。西郷隆盛と徳川慶喜を旗頭に政府を転覆させる動きの中で秘された幕末の謎の数々が解き明かされていく。それは、最後には明治天皇の正体にまでたどり着く。


【あらすじ】
 明治六年十月ーー
 征韓論を引き金として起こった政変により、西郷隆盛はじめ留守政府を担ってきた参議たちが下野し、大久保利通が権力を掌握したものの、政府は混迷していた。
 それを機にクーデターを起こし、汚職にまみれ、悪政を続けてきた維新政府を転覆させようと目論む男たちがいた。
 維新政府により辛酸を舐めさせられてきた旧会津藩士たちである。
 官軍により謂われなき朝敵の汚名を着せられた会津藩は、戊辰戦争時には官軍による悪逆非道に苛まれ、維新の後は、本州最北端の極貧の地・斗南藩に転封させられて、日々の生活にも苦しむほどの困窮を極めた。維新政府に対して恨み骨髄の念を抱いていたのだ。
 元新撰組三番隊組長・斎藤一は名を藤田五郎と変えて、斗南藩に移り住んでいた。斎藤一は、クーデターの首謀者である永岡久茂から誘われて、元会津藩士の高津仲三郎や中根米七らとともにその計画に加わることになった。
 下野した西郷隆盛とともに駿府に隠棲している元将軍・徳川慶喜を引っ張り出し、旗頭に担げば、維新政府を転覆させることができるのだ。

 幕末維新には未だ数々の謎が残されている。鳥羽伏見の戦いの最中、なぜ徳川慶喜は将兵を置き去りにして大坂城から江戸に逃げ戻ったのか? 江戸に進軍してきた西郷隆盛はなぜ江戸総攻撃を取りやめ、江戸城無血開城を認めたのか? そして、その後は東北戦争に参戦することなく薩摩に引きこもってしまったのか? そして、何よりも明治天皇は本当に孝明帝の子、睦仁親王なのか?
 それら多くの謎を解き明かす歴史エンターテインメント!

ポイント

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