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うみ 2026/05/24 公開 2026/09/26 22:52 更新
異世界に転生した元日本人レインハルトは、数百年に及ぶ研究の末、ついに悲願である至高のカレーライスを完成させた。
「最高だ。これこそが、俺の求めていた至高の味。終わった。終わったのだ……」
長い研究の末に辿り着いた至高の一皿。
だが、達成感の先にあったのは虚無だった。
そんなある日、彼は空腹で倒れかけていたネズミ獣人の少女チルルへカレーを振る舞う。
「こんなおいしいもの、初めて食べましたですます!」
輝く笑顔で本当においしそうに食べる彼女の姿を見た彼は気が付く。
「誰かがうまそうに食べるカレーは、自分で食べるよりずっといい」
そして、彼は決意する。
カレー屋をはじめよう、と。
どうせやるなら人が多いところがいい。
彼が選んだのは戦場であった。
確かに人が密集しているが、戦場のど真ん中の砦跡でのカレー屋営業は前代未聞のことである。
しかし、彼は超絶魔法とカレーライスの美味しさで全てを黙らせるのだ。
帝国側の人間・獣人でも、連合国側の鬼族・ドワーフでも等しくカレーライスを振る舞う。
「喰うのか、喰わないのか。どっちだ?」
超絶魔法の全てをカレーライス愛に突っ込んだ、カレー脳レインハルトのカレーライス屋の物語をとくと召し上がれ。
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