ホラー 短編

愛を囁くは死人

宇佐美夕日 2026/07/06 公開 2026/07/06 12:06 更新

あらすじ

築二十年を少し越えた、ごく普通の二階建てアパート。

三十五歳の相沢慎一は、隣の二〇三号室に越してきた若い夫婦、橘亮平と美咲と、挨拶を交わす程度の距離で暮らしていた。

妊娠中の妻を気遣う、感じのいい夫。
控えめで、いつも小さく笑う妻。

けれどある夜、慎一は駅前のコンビニ裏で、亮平が見知らぬ女と口づけているところを目撃してしまう。

言うべきか。
見なかったことにするべきか。

迷った末、慎一は何も言わなかった。

それから隣室の様子は少しずつ変わっていく。
美咲は痩せ、亮平の姿は見えなくなり、夜のアパートには聞こえるはずのない赤ん坊の泣き声が響き始める。

そして慎一のスマホには、非通知の留守番電話が残るようになった。

録音時間は、三十七秒。

そこに入っているのは、甘く、湿った女の声。

「好き」
「愛してる」

ただ見ていただけ。
ただ黙っていただけ。

そう自分に言い聞かせる慎一の生活は、声と泣き声によって少しずつ壊れていく。

これは、見てしまった男と、聞こえてしまった女と、届かない声の物語。

ポイント

総合ポイント 6
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 6100% ブクマ×2 00%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/29〜11/04(7日間)
ブクマ 0+0(7日間)
1 0 10/29 11/01 11/04
評価ポイント 6+0(7日間)
7 6 5 10/29 11/01 11/04

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/04 0 ±0 6 ±0
11/03 0 ±0 6 ±0
11/02 0 ±0 6 ±0
11/01 0 ±0 6 ±0
10/31 0 ±0 6 ±0
10/30 0 ±0 6 ±0
10/29 0 ±0 6 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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