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ニート無職 2026/10/09 公開 2026/10/25 21:10 更新
十八歳になっても職業が発現せず、周囲から取り残されていた高校三年生・黒瀬彩人。
そんな彼が文化祭後の美術室で、一枚の複製画に触れた瞬間――未知の職業《画装士》が発現する。
手に入れたスキルは《武装抽出》。
絵に描かれた武器を、現実へ引き抜く能力だった。
最初に登録されたのは、パオロ・ウッチェロの名画《聖ゲオルギウスと竜》。
そこから現れたのは、竜へ突き立てられた一本の槍。
だが、《画装士》の本当の力は、武器を取り出すことだけではない。
作者を知り、作品の背景を調べ、実際にその武器で戦う。
そうして絵を理解するほど《作品理解度》が上がり、その作品に込められた“意味”までが力として目を覚ましていく。
Dランク探索者でもあるクラスメイト、《境界師》の白石紬に導かれ、彩人は初めてダンジョンへ足を踏み入れる。
そこで遭遇したのは、本来その階層にいるはずのない竜種――レッサードレイク。
レベルも経験も足りない。
あるのは、一本の槍と、絵について知ったわずかな知識だけ。
そして竜を前にしたとき、槍に眠っていた力が初めて目を覚ます。
名画を知るほど、戦い方が増えていく。
これは、絵に込められた物語を力へ変える《画装士》が、名画とダンジョンに隠された謎へ踏み込んでいく現代ダンジョン探索譚。
※本作品は「カクヨム」にも掲載しています。
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