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mizuhashi 2026/11/03 公開 2026/11/03 23:24 更新
夜会まで、あと七日。
前世で出版社の校正者だった伯爵令嬢エルナは、自分が恋愛小説の悪役令嬢に転生したと知っている。待っているのは、王太子からの婚約破棄と修道院送り。抗うことにも疲れ、その準備をしていた彼女のもとを、一人の青年が訪ねてきた。
「告発事項の事実確認に参りました」
王太子付きの補佐官テオドール。彼は、エルナの断罪状を書くよう命じられていた。
ところが、差し出された覚え書きの文章が気になり、エルナは思わず赤を入れてしまう。自分を告発する文書だというのに。
裏付けのないことは書けない堅物補佐官と、文章の乱れを見過ごせない元校正者。
二人は毎晩、屋敷の図書室で告発を一項目ずつ確かめていく。
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