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ぽぽろ 2026/10/16 公開 2026/10/17 00:25 更新
人生のすべてに絶望し、交差点の真ん中でトラックに跳ねられた時、旭川秋人(アキト)は「やっと死ねる」と心底安堵した。元いた世界に未練なんて一滴もない。
しかし、次に目を開けた彼を待っていたのは、残酷すぎる異世界のシステムだった。
【HP:1】
【防御力:0】
【攻撃力:∞(無限)】
どんな神をもワンパンで屠る『無限の破壊力』を与えられながら、その体力は最弱の綿毛が掠っただけで即死する『1』。
死を望んでいたはずのアキトだったが、初めてスライムに触れられた瞬間、脳天を突き抜けた「心臓を直接握り潰されるような絶望の激痛」に本能が恐怖する。
「死ぬのはいい。だが、あの痛みをもう一度味わうことだけは、絶対に御免だ――」
これは、元の世界にも新しい世界にも何一つ期待していないダウナーな青年が、ただ「二度とダメージの激痛を喰らいたくない」という極めて利己的な理由だけで、風の向き、一粒の砂すらも計算し尽くし、指一本誰にも触れさせずに世界を震撼させていく、完全無欠のノーダメージ・ファンタジー。
一撃で殺すか、一撃で死ぬか。
極限のデッドライン上で、最強にして最脆弱の神話が幕を開ける。
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