異世界恋愛 短編

十年間、王女の影武者をしていたわたしに、王女の婚約者が「君と踊っていたのか」と言った

みぎみみ 2026/10/31 公開 2026/10/31 19:10 更新

あらすじ

孤児院から連れてこられたルイーゼは、人前に出られない王女アメリアの影武者として十年を過ごしてきた。
春の舞踏会の三曲目。隣国の王子エルヴィンと踊るのは、毎年わたし。光る魚の話も、詩集の話も、全部わたしが聞いた。

でも、婚礼の祭壇に立てるのは、本物の王女だけ。
婚礼を前に王宮へ滞在しはじめた王子は、本物のアメリアとのお茶の席で、首をかしげた。

月明かりの庭で、侍女に扮したルイーゼの前に、王子が立つ。
「十年間、わたしは――君と、踊っていたのか」

※約1万字の読み切り短編です。最後は甘く終わります。

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