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しろい夜鷹 2024/03/22 公開 2024/11/30 12:03 更新
ある日、村の入り口に赤子の入ったバスケットが置いてあった。その赤子は物心がつく頃に自分の名を『ノア』と名乗った。
ノアは19歳の青年となった。
ノアには前世の記憶があり、いわゆる『転生者』というやつだ。
この世界で「転生者」は物語などの中に登場する英雄だ。
特異なギフトを女神から授かり、今世の人々に沢山の知識を授けてくれるという。転生者はこの世界への恩恵そのものであり、敬われる対象であり、国によっては保護され、丁重に扱われるそうだ。
この国でその待遇を得る為には王都にて面接みたいなものを受け「転生者認定」を得なくてはならない。
転生者認定の鑑定は15歳から可能らしいが…
前世の記憶があり転生者の自覚はあるが、
非凡な才能。これといった取り柄もない。
自分への自信の無さから、なかなか一歩が踏み出せずに4年が過ぎた…
そこでノアは前世のある人の言葉を思い出す。
その人はいつも言っていた
「ぐるぐる悩むな、とりあえずやってみろ」
案ずるより産むが易し。
まったくその人らしい言葉だ。
ついでのように前世から憧れていた夢も思い出す。
そうだ。この世界なら叶うではないか!前世ではゲームの中でしか実現できなかった夢。アニメや映画でも観たことがあった。本当になれたらどうしよう!と妄想したことは数えきれない。
この、剣と魔法の織り成す世界で、
僕は冒険者を
とりあえずやってみることにした。
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