ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 18
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 30
- 平均評価
- 8.67
- 週間読者
- 0
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
月代 2026/07/06 公開 2026/07/06 07:19 更新
「毒に強いだけの、無教養な女だ」――婚約者である第二王子アルフレートのその一言で、毒味役セラフィーナは婚約破棄され、十年勤めた王宮を追放された。
けれど誰も知らない。過去に王家を襲った三度の毒殺未遂を、密かに見抜いて防いだのが彼女だったことを。彼女は毒味役という下働きの立場に甘んじながら、実は誰よりも毒と薬に通じた本物の薬師だったのだ。
彼女を捨てた王宮では、ほどなく異変が起きる。宴の席で倒れる貴族。診断できぬ宮廷医。広がる原因不明の毒――安全装置を自ら手放した国は、静かに綻び始めていた。
一方、追放されたセラフィーナに手を差し伸べたのは、隣国の若き王リヒトだった。彼は長年、誰にも解けぬ毒に蝕まれていた。セラフィーナはたった一晩でその正体を見抜き、彼を救ってみせる。
「君を手放した国は愚かだ」――リヒトは静かに笑い、そして言った。「だが、もう二度と返さない」
毒味役ではなく、一人の薬師として。初めて正当に評価される日々。やがて彼女を「連れ戻す」ためにアルフレートが現れるが、それは彼自身の無能と嘘が、白日の下に晒される瞬間でもあった。
戻る理由なんて、もうどこにもない。
暴力ではなく、信用と実力で。奪われた尊厳を、彼女は自分の意思で取り戻していく。静かで痛快な逆転劇と、尊重から始まる溺愛。
全5話完結。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…