異世界恋愛 短編

悪役令嬢の葬式を任された元葬儀屋ですが、棺の中のご令嬢はまだ生きています

ペンギンの搾り汁 2026/09/03 公開 2026/09/03 22:10 更新

あらすじ

王都で葬送師として働くエルナには、前世の記憶がある。

前世の彼女は、死者を棺へ納め、遺族を見送る葬儀屋だった。

そんなエルナのもとへ、ある夜、一人の令嬢の遺体が運び込まれる。

ヴィオラ・レインフォード公爵令嬢。

聖女を虐げた『悪役令嬢』として王太子から婚約を破棄され、その夜、自ら命を絶った――とされる少女だった。

王宮からの命令は一つ。

「夜明けまでに火葬せよ」

だが、死化粧を施そうとヴィオラの身体に触れたエルナは、おかしなことに気づく。

死後硬直がない。
死斑もない。
そして――ほんのわずかに、脈がある。

「……この方、死んでいません」

ヴィオラは死んだのではなかった。

“死んだように見える薬”によって、身体の自由も声も奪われたまま、棺へ入れられていたのだ。

そして意識を取り戻した彼女は告げる。

「私は、自害などしていません」

誰が彼女を『死者』にしたのか。

なぜ、これほどまでに火葬を急ぐのか。

ヴィオラの兄アルフレッドとともに調べ始めたエルナは、やがて彼女の死と、王都で繰り返されてきた『聖女による死者蘇生の奇跡』が、奇妙な一本の線で繋がっていることに気づく。

ならば――予定通り、葬式をしよう。

棺の中身が生きていることだけを、犯人には秘密にしたまま。

これは死者を送り続けてきた一人の転生葬送師が、生きたまま葬られようとした『悪役令嬢』を棺から取り戻し、彼女を死者にした者たちへ最高の葬式を返す物語。

ポイント

総合ポイント 1,630
日間ポイント 0
日間ランクイン 3
最高順位 208
評価ポイント 1,52893.7% ブクマ×2 1026.3%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 51-1(7日間)
53 52 51 50 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 1,528+0(7日間)
1,529 1,528 1,527 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 51 ±0 1,528 ±0
10/31 51 ±0 1,528 ±0
10/30 51 ±0 1,528 ±0
10/29 51 -1 1,528 ±0
10/28 52 ±0 1,528 ±0
10/27 52 ±0 1,528 ±0
10/26 52 ±0 1,528 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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