パニック 完結・全11話

赤い線の向こう側―疫病隔離施設。地面に赤い線が引かれ、越えた者は射殺される。

アコンプリスの人 2025/11/13 公開 2025/11/14 15:35 更新

あらすじ

越えれば撃たれる。
それでも、妹は線の向こうにいる。
――
疫病隔離施設の床には、一本の赤い線が引かれていた。
越えた者は、感染拡大防止規定により射殺される。

佐伯蓮は妹の莉子とともに、その線の手前で生きてきた。
だが莉子が「陽性再判定」とされ、線の向こう側の処置室へ連れていかれる。処置室へ行った者は、誰も戻らない。

妹を救うため、蓮は主電源が落ちる三分間だけ赤い線を越える。
その先にあったのは、治療施設ではなく、名前を奪われた人々の記録だった。

これは、線を引かれた者たちが、線の意味を壊す物語。

――
登場人物紹介
佐伯蓮
二十四歳。疫病隔離施設《東棟第七区画》に妹の莉子とともに収容されている青年。
冷静に見えるが、妹のことになると感情を抑えきれない。赤い線の手前で生きることに慣れかけていたが、莉子が処置室へ連れていかれたことで、施設の規則に抗う決意をする。

佐伯莉子
蓮の妹。十七歳。
兄を安心させようと明るく振る舞うが、体調の悪化を隠している。陽性再判定を受け、赤い線の向こう側へ連れていかれる。守られるだけの存在ではなく、自分の意思で施設の真実を外へ出そうとする。

三枝菜月
隔離区域にいる元看護師。
かつて施設側にいた過去があり、赤い線や監視システムの仕組みに詳しい。蓮に「三分間の穴」を教える人物。冷静で厳しいが、施設で失われた人々への後悔を抱えている。

真鍋悠介
管理区域側にいる医師。
施設の処置に関わりながらも、記録を残そうとしている。完全な味方とは言い切れないが、蓮と莉子に施設の隠された真実を託す。

黒瀬修司
隔離施設の管理責任者。
赤い線を維持し、隔離者たちを管理する人物。本人は「社会の混乱を防ぐため」と信じているが、その規則は多くの命と名前を奪ってきた。

宮代透
施設内にいる少年。
母親を処置室に連れていかれた過去を持つ。莉子を慕っており、後半では赤い線を崩す行動の一端を担う。

ポイント

総合ポイント 14
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1071.4% ブクマ×2 428.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/28〜11/03(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/28 10/31 11/03
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/28 10/31 11/03

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/03 2 ±0 10 ±0
11/02 2 ±0 10 ±0
11/01 2 ±0 10 ±0
10/31 2 ±0 10 ±0
10/30 2 ±0 10 ±0
10/29 2 ±0 10 ±0
10/28 2 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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