ヒューマンドラマ 連載中・全1話

石山リサの気づきの智慧と光を照らすほっこり飯

修羅観音 2026/02/28 公開 2026/02/28 19:52 更新

あらすじ

伊豆の「全国休息村」のレストランエリア。20代半ばの石山リサは、自らを「最強の女王」と信じて疑わなかった。
「謝る暇があったら手を動かしなさいよ! 迷惑なのよ!」
ガチャン! と激しい音を立てて皿を叩きつける。震える後輩を怒鳴りつけ、ドカドカと足音を荒らげて厨房へ戻る。年上の男性リーダーすら「甘すぎんのよ」と鼻で笑い、周囲を「無能」と見下す傲慢な在り方。リサは全能感に酔いしれていたが、その独裁が自身の居場所を根元から腐らせていることには気づいていなかった。
ある朝、職場の空気が一変する。リサが休んでいる間に、全従業員が「リサがいるなら辞める」と辞表を提出したのだ。崩壊した現場に送り込まれたのは、穏やかな風貌の青年。リサはいつものように彼を格付けし、毒を吐く。
「はあ!? ふざけてるよねー」
直後、青年の表情が般若へと変わった。
「どうふざけてるか言ってみろ」
ドォォォン! 首筋を掴まれ、背後の壁に押し付けられるリサ。悲鳴を上げる彼女を見下ろす青年の正体は、本社の「人事課係長」だった。「相手を選んで、勝てそうだと勘違いした相手にしか偉そうに出来ないのか?」という冷徹な指摘に、リサの積み上げた虚飾は音を立てて崩れ去った。
それから1年。裏方仕事を経て会社を去ったリサは、静岡のスーパーで再出発を図る。しかし、初日のレジで対面したのは、かつて自分が執拗に追い詰めた5歳下の後輩・亜美子だった。
「石山さんがいるなら、退職します」
逃げ出したはずの過去が、再び同じ拒絶となって襲いかかる。顔面蒼白になり、1本のチョコ菓子を握りしめて夜道を彷徨うリサ。そこで出会ったのは、ベレー帽を被った奇妙な少女「えらいこっちゃ嬢」だった。
「おねえやんは、『在り方』が、えらいこっちゃ」
びしと言い放たれた言葉に心臓が跳ねた瞬間、背後から地響きが迫る。
ゴォォォォォ……ッ!
闇を焼き切るような燃え盛る何かが、リサに向かって猛スピードで突き進んでくる。それは彼女のこれまでの「在り方」を審判するかのような、恐ろしいまでの熱量を持っていた。

ポイント

総合ポイント 12
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1083.3% ブクマ×2 216.7%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1
感想
1
レビュー
0
評価者数
1
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 1 ±0 10 ±0
11/01 1 ±0 10 ±0
10/31 1 ±0 10 ±0
10/30 1 ±0 10 ±0
10/29 1 ±0 10 ±0
10/28 1 ±0 10 ±0
10/27 1 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…