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黒しろんぬ 2025/12/07 公開 2026/06/23 13:12 更新
【ただいま改稿作業中】
竜種には、怒りという器官がない。
婚約者アルトを殺された令嬢ルシアは、その死の真相を追うことになる。
遺されたのは、アルトに絶対の忠誠を捧げていた最強の火竜カグツチ。
彼は主人を失っても怒らない。
憎まない。
復讐すら望まない。
――竜種とは、そういう生き物なのだという。
しかしルシアは、次第に気づいていく。
「竜種は痛みを感じない」
「主人に従うのが本能」
「貴族に仕えるための道具」
人間が当然のように信じてきた竜種の常識は、どこかおかしい。
そしてアルトの死にもまた、竜種をめぐる何かが隠されている。
婚約者は、なぜ殺されたのか。
竜種とは、本当はどんな生き物なのか。
そしてアルトだけを見ていたはずのカグツチは、なぜ今、ルシアのそばを離れようとしないのか。
「――ルシア。君は、オレの|臓器《いかり》だ」
それは本能か、意志か。
婚約者の死を追う令嬢と、怒りを知らない火竜が、人と竜のあいだに隠された真実へ辿り着く物語。
【ハッピーエンド保証】
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