ハイファンタジー 短編

新年だけ空が透明すぎる—嘘が凍って落ちる町で、拾った言葉を返す役目になった—

星渡リン 2026/01/03 公開 2026/01/03 12:00 更新

あらすじ

新年の三日間だけ、空が“透明すぎる”雪町トウメイサ。澄み切った空気は、人々が胸の奥に隠した嘘や強がりを凍らせ、白い結晶として空から落としてしまう。拾わなければ割れて消え、言葉は後悔の冷えとして残るため、見習い「言葉返し」のレイは結晶を拾って持ち主へ返す役目を負っていた。
元旦の朝、レイが拾った大きな嘘結晶には「だいじょうぶ」「平気」の声が閉じ込められていた。持ち主は笑顔の少女ミオ。しかし結晶は溶けず、“本当の宛先”が別にいることを示す。ミオが強がりを向けていた相手は、神殿の警備に出ている兄カイだった。
迷いながら神殿へ向かう途中、今度はレイ自身の嘘――「ひとりでいい」が結晶となって落ちる。互いの嘘を見てしまった二人は、逃げずに“返す”ことを選ぶ。カイに渡された結晶は湯気のように溶け、ミオの口から短い本音がこぼれる。
帰り道、レイは自分の結晶を胸に抱え、こたつの温度の中で気づく。透明すぎる空が落とすのは、罰ではなく「ほどけ口」なのだと。今年は、返す側で終わらせない――そう決めて、レイはまた鈴音のする方へ歩き出す。

ポイント

総合ポイント 10
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/28〜11/03(7日間)
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1 0 10/28 10/31 11/03
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/28 10/31 11/03

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/03 0 ±0 10 ±0
11/02 0 ±0 10 ±0
11/01 0 ±0 10 ±0
10/31 0 ±0 10 ±0
10/30 0 ±0 10 ±0
10/29 0 ±0 10 ±0
10/28 0 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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