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楠本 茶茶(クスモト サティ) 2021/07/10 公開 2024/12/13 16:29 更新
諸事情あって死にたくなった私。しかし身体は健康でとても自然死できそうにはない。もうこうなったら死神様を怒らせて、強制的に迎えに来ていただくのが一番早道なんじゃないか? そう考えた私(サティ)は死神様の研究を始めた。はじめのうちは固いハナシが続きます、研究成果ですから…
死神様… 早く、早く私のところにおいでください。ただしできれば余計に苦しまないようにお願いいたします。
勝手な研究が進み、それを論文のような形でまとめ始めたある日、夜中に呼び鈴が鳴り響く。いつの間にか私の住居に侵入していたのは、自称死神様、一見若そうな天然ぽい女性「マドレーヌ」だった。
「死」の御褒美に釣られ、なりゆきで死神様の業務の実態を記録するハメになった私。いったいどんな業務なのかをこれから勉強させていただきます。
しかし御師匠筋のマドレーヌは妙に小賢しくもありプッツンでもあり天然でもあり… ほんとうにここでこんなことしてて良いのだろうか。私の望みは、ただ死ぬことだけなんだ。あと生きてるうちにできれば可愛い女の子と巡り合ってロマンスしてみたい… なんて本音も見え隠れ。
いつでもどこでもなりゆきで、ふと気付けば霊体たちに良いように使(ぱしら)れてる気がするんだが… これから私はどうなっていくのだろうか。毎朝毎晩不安でいっぱいです。
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