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南雷 雷時 2012/08/05 公開 2012/08/05 15:25 更新
2018年、深刻化するゲームセンターの過疎化によって星の数ほどあったゲームセンターは次々と店を閉じた。
この問題を解決すべく、従来のアーケードゲームをすべて破棄、そして大手ゲームメーカーだった5社が共同で新たなアーケードゲームをひとつだけ開発した。
-The fourth assist combat-
最大24人もが同時に参加できるいわば「超体感型ガンシューティングアトラクション」だ。
ゲームフィールドは直径50mドーム型の施設で、プレイヤーはそれぞれヘッドマイクの付いたゴーグルを着用する。そのゴーグルがいわゆるゲーム画面を映し出すのだ。ゲーム画面といっても視界が大幅に変わるものではなく、普段の視界に「自分のLIHEゲージ」「装備中の武器の残数」そして実際には持ってないが手にはゴーグルによって映し出された「装備中の武器」が映し出されるのだ。
ゲームルールは4人1組のパーティーを組み、協力して敵を倒す。
プレイヤーは
もっとも基本的でバランスの取れた「基本型」
遠距離からの支援を得意とする「支援型」
唯一回復アイテムを持っている「援護型」
逆に一切の銃を使わず刀で戦う「格闘型」
の4つのタイプからひとつを選ぶ。
4人でパーティーが組めたら、次はいよいよ実戦である。
敵を倒すことによってLvが上がり、基本能力が上昇する。これはプレイヤーだけでなく使っている武器も同じだ。そうしてパーティー全体を強化していき、より強い敵を倒していくのである。
このゲームがネット上のニュースで出てからというもの、ゲーム情報雑誌はもちろん、平日の奥様方しか見ないようなワイドショーでまで取り上げられた。
全国20箇所に設けられたその施設では、βテスターの募集が行われた。
βテストは夏休みの1週間を利用して、その施設に泊り込みで行われるものだった。
βテスターの採用数が各施設48人、合計960人なのに対して、応募総数は10000000を上回る数となった。
書類による「適正審査」、健康診断による「健康調査」、これらを潜り抜けた者は80000人となった。
未確認のゲームなので開発側も慎重に行きたいのだろう。
そして、最終選考でβテスト参加者の960人が選ばれたのである。
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