パニック 完結・全14話

最上階の十三人―一階層、上がるたび、誰かが落ちる

アコンプリスの人 2025/11/12 公開 2025/11/13 13:52 更新

あらすじ

上へ行くたび、誰かが落ちる。
それでも彼らは、落ちた者を“数”にはしなかった。
――
 海面上昇で沈みかけた高層避難施設。
 相沢レンが目を覚ますと、そこには見知らぬ少年少女たちが閉じ込められていた。

 外は水。
 出口は開かない。
 上へ行くしかない。

 だが、階段脇の表示板には、奇妙な文字が浮かび上がる。

 ――一階層ごとに、人数は一人減る。

 上へ進むたび、誰かが落ちる。
 そして落ちた者は、名前も記憶も曖昧になっていく。

 生き残るために誰かを置いていくのか。
 それとも、落ちた者の名前を背負って進むのか。

 最上階で待っていたのは出口ではなかった。
 それは、彼らがかつて忘れたふりをした“ひとりの少女”の声だった。
――
登場人物紹介
相沢レン:水没した避難施設で目覚めた少年。落ちた者を数ではなく名前として覚えようとする。
佐伯ツムギ:静かな観察者。名簿を守り、失われる名前を記録し続ける少女。
北条ミナト:合理的な判断を下す少年。鍵を持つ者として、選ぶことの重さを背負う。
砂原ユイ:現実主義者に見える少女。実は置いていかれることを誰より恐れている。
早乙女レイ:非常扉の鍵を見つける少女。鍵を見つけたことを自分の罪だと思い込む。
三枝ナオ:大槻ショウを気にかける少女。失った者の名前を呼び続ける役目を担う。
名瀬ミオ:白いハンカチを貸してくれた少女の記憶を証言する少女。
葛西リク:軽口で恐怖をごまかす少年。最後には名前を持つ側へ回る。
大槻ショウ:強がりな少年。過去に置き去りにされた少女の名を思い出しかける。
深見カナタ:機械に詳しい少年。支点に立ち、最後に名前を呼ばれて返事をする。
高森アヤメ:観察者。最上階が出口ではなく“判定の場所”だと最初に見抜く。
久世ハルト:最初に落ちる少年。学生証によって名前が残される。
雨宮シオリ:白いハンカチを持つ少女。失われかけた記憶の中から名前を取り戻される。
榎本マイ:赤い靴紐の少女。危険を知らせた証言によって存在を回復される。
ひな:かつて施設内に置き去りにされた少女。すべての階層の罪と記憶の中心にいる。

ポイント

総合ポイント 22
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 2090.9% ブクマ×2 29.1%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
1
感想
0
レビュー
0
評価者数
2
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 20+0(7日間)
21 20 19 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 1 ±0 20 ±0
10/29 1 ±0 20 ±0
10/28 1 ±0 20 ±0
10/27 1 ±0 20 ±0
10/26 1 ±0 20 ±0
10/25 1 ±0 20 ±0
10/24 1 ±0 20 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…