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日計向葵 2024/07/02 公開 2025/01/11 23:59 更新
心に傷を負った女性、沢井エリナは記憶が曖昧なまま気が付くと、誰もいない見知らぬ街に一人立ち尽くしていた。街の反対側に見かけた森の大きな洋館に辿り着くやいなや、突如ティータイムに参加することになる。
執事服をきたクマの準備のもと、二足歩行ネコのタマラ、シャルロッテという貴族風の少女、ラウラと名乗る不思議な女性。
彼らとテーブルを囲み、お茶を嗜みながら、それぞれの視点から見た、それぞれの世界について話を聞くことになる。
洋館に滞在することになったエリナは、日々かわるがわるやってくる訪問者たちとの交流を通し、彼らの語る、全く知らなかった職業、価値観、存在、世界にふれる。
また、エリナ以外にも何度も洋館を訪問する者たちがおり、エリナは彼らと友人関係となる。時間をかけた交流を通し、それぞれが「自分」を強く意識しはじめ、しだいに関係性にも変化があらわれはじめる。
そのうちの一人、カルロと会話を重ねるにつれて関係を深める中で、エリナはやがてこの洋館の世界、自分たちに関する真実に気がつく。
「森の洋館」
ここはいったいどういう場所なのか。
そして「自分」とは、
この「世界」とは、いったい何なのだろうか。
カップを片手に、好きなものをいただこう。
世界には、いろんなお茶の楽しみ方がある。
今日のあなたとの出会い、あなたとの話し合いの中に
私の真実へのカギは眠っているのかもしれない。
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