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SUN 2024/01/06 公開 2024/03/30 22:18 更新
誰にでも日常はある。それを幸せと感じるか、苦痛と感じるか。はたまた、何とも思わずにただただ過ごしているか。高校生1年目の菜々美は、それを苦痛と感じていた。何がいけなかったのか… 標的にされた時には遅かった。学校生活という苦痛と闘う。そんなある日、いつものように重い足取りで学校へと向かっていた。やっと1日を耐えた菜々美は、帰りに祖母の見舞いに行く途中だった。そして、突然それは起こった。鈍い衝突音と共に、赤く血塗られたその林檎が舞った。しかし、菜々美の姿はその場から忽然と消えていたのだ。
菜々美が気が付くとそこは見たことのない光景だった。
装いが違う。食べる物が違う。生活が違う。そう何もかも、世界が違ったのだ。誰一人知る者がいない中、菜々美はナナとして、宮殿内で使用人として働くことに。
しかし、何処にでもソレはあった。再び標的にされる菜々美。苦痛な日々が甦って来たのだ。そんな中、使用人達の行動によって、無理矢理晩餐会の会場に押し込まれた。元の世界である趣味を思い出していた。しかし、本物は触った事がない。自分にできるのか…いや、やるしかない。ナナは意を決するように、その音を奏でた。そして、これを機にナナとしての日常が生まれ変わる。
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