ローファンタジー 連載中・全4話

五十五歳でリストラされた万年係長、入社式の朝に戻ったので、三十三年ぶんの社内事情で出世します

ramune 2026/09/28 公開 2026/09/29 18:30 更新

あらすじ

「穂積さん、長い間お疲れさまでした」

二〇二六年三月。俺の肩を叩いたのは、三十三年前の同じ日に入社した同期、常務の久保田誠司だった。

五十五歳、万年係長。俺の書いた企画はいつも久保田の名前で上へ届き、最後の送別会には誰も来なかった。

目を開けると、一九九三年四月一日。菅生物産の入社式の朝だった。胸ポケットにはポケベル、隣の席では二十二歳の久保田があくびをしている。

俺は覚えている。五月に経理部長が会社から消えること。秋に大口の取引先が倒れること。そして、研修で居眠りしているあの同期が、三十年後の社長になること。

「新人は黙って聞いてろ」

研修の課長に、俺は頭を下げて言った。

「はい。黙って申し上げます。来週の発注は、ゼロがひとつ多すぎます」

一話に一件、社内の事件を先回り。今度の人生、手柄は自分の名前で出す。そして、三年目に会社を去った同期の設楽菜摘を、今度こそ辞めさせない。

ビルを掃除している「源さん」だけが、なぜか面白そうに俺を見ているけれど。

「すみません。三十三年ぶん、前例がありまして」

ポイント

総合ポイント 18
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1055.6% ブクマ×2 844.4%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 4+0(7日間)
5 4 3 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 4 ±0 10 ±0
10/30 4 ±0 10 ±0
10/29 4 ±0 10 ±0
10/28 4 ±0 10 ±0
10/27 4 ±0 10 ±0
10/26 4 ±0 10 ±0
10/25 4 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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