ホラー 完結・全2話

柵門

にのい・しち 2021/12/25 公開 2021/12/25 15:14 更新

あらすじ

 >投稿者:坂本さん(仮名) 男性 大学生。

 二十歳も過ぎてバイトで金が貯まり、そろそろ実家を出て、大学から電車一本で行けるアパートに引っ越して、一人暮しを満喫しようと楽しみにしてたんです。
 引っ越した先は築30年くらいの3階建て、住む部屋は3階。

 3階の窓の真下を覗くとアパート1階の出入口、スチール性の柵門が構えてあって、海外の様式を真似てるのか鋭い槍が何本も並べられたような形の柵門なんです。
 前のめりになって、うっかり3階から落ちたら串刺しになるのが頭に浮かんで、身震いしました。

 まぁ、その柵門が不気味で……。
 あれは12月の早朝でした。
 頬に霜ができそうなくらい寒かったんですよね。
 大学へ行く為、身支度を終えて部屋を出ました。
 それで1階へ降りてスチール性の柵門を開いて道路へ出た後に門を閉じました。
 アパートを背にして駅の方面へ歩き出した時なんです。
 キィィ……っと蝶番が錆びて鉄同士が擦り合わさる音が聞こえてきました。
 振り向くと鉄柵の扉が勝手に開いていました。

 ちゃんと閉まってなかったようで、柵門に近寄り改めて閉めました。
 それなのに、キィィ……と、耳を引っ掻くように物音が聞こえ振り向くと、柵の扉が開いていたんです。

 瞬間の行動を思い返して「確かに扉をロックしたよな?」と自問しましたよ。
 早朝で眠いのか混乱なのか思考が停まって、しばらく鉄柵の扉に目が釘付けになりました。

 すると、

 ガチャンっ!

 と、勢いよく扉が閉まって思わず後退りしました。

 それだけじゃないんです。
 扉はゆっくり開いたり閉まったり、開いたり閉まったりを、一人でに繰り返して。
 冷えこんでましたけど風なんて吹いていないんです。
 なんだか、見えない誰かが扉を開け閉めしてるように繰り返し、開いたり閉じたりを繰り返すんです。

 もう気味が悪くて
 余計、不気味になってきて、たった数週間住んで引っ越しを考え始めたくらいです。
 
 それから数日。
 クリスマスも近くなり大学の友達とパーティーをやる話が持ち上がったんです。
 一人暮らしで心細さもあったので、僕のアパートでやることになって、前夜に来てくれました。

ポイント

総合ポイント 34
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 3088.2% ブクマ×2 411.8%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
2
感想
4
レビュー
2
評価者数
3
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

11/01〜11/07(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 11/01 11/04 11/07
評価ポイント 30+0(7日間)
31 30 29 11/01 11/04 11/07

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/07 2 ±0 30 ±0
11/06 2 ±0 30 ±0
11/05 2 ±0 30 ±0
11/04 2 ±0 30 ±0
11/03 2 ±0 30 ±0
11/02 2 ±0 30 ±0
11/01 2 ±0 30 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…