異世界恋愛 短編

「離縁の前に、どなたの麹かお伺いしても?」と粥屋の隣の御隠居が笑った日、蔵を追われた私は麹蓋一枚で御用看板を掛け替えます

真神 慧 2026/08/03 公開 2026/08/03 18:10 更新

あらすじ

十年、婚家の味噌蔵の麹を起こしてまいりました嫁が、「蔵の名で売れているだけ」と離縁を言い渡され、嫁入り道具の麹蓋一枚を抱えて出て、いまは自分の軒に御用看板を掛けております。

雨の名残の朝は窓を一寸半、米が素直なら二寸、昼前に一度だけ返す。それを話す相手は、朝粥の屋台で隣り合う御隠居おひとりだけ。愚痴は下手ですので、口を開けば麹の話になりますの。

離縁の披露に取引先を集めた寄合の上座で、その御隠居が笑って仰いました。「離縁の前に、どなたの麹かお伺いしても?」——御用商の大女将が、十年、毎朝聞いておりました。

——蔵の名はそのままに、御用の看板だけが、麹について歩きます。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 34+0(7日間)
35 34 33 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 2 ±0 34 ±0
11/01 2 ±0 34 ±0
10/31 2 ±0 34 ±0
10/30 2 ±0 34 ±0
10/29 2 ±0 34 ±0
10/28 2 ±0 34 ±0
10/27 2 ±0 34 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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