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佐倉涼@5作書籍3作コミカライズ 2025/06/05 公開 2025/08/29 07:40 更新
ふくよかさが富の証と言われる祥国で、皇帝崇悠(すうゆう)は胃腸が弱い体質ゆえに痩身を維持していた。
五人の妃たちは皆、皇帝に相応しい立派な体格にするべく崇悠を太らせようと、脂っこい料理や大量の炭水化物を勧めてくる。
そんな毎日に嫌気がさしていたある日、六人目の妃を娶るという話が出る。
これ以上妃を増やされてはたまらない。縁談を断ろうと出かけた先で出会ったのは、絶世の美貌を持ち、胃に優しい料理を出す娘。
密かに心惹かれていたところ、娘は言う。
「わたくしは幽山を統べる一族が姫。黎 春柳《れい しゅんりゅう》と申します。陛下に嫁ぐ日を待ち遠しく思っております」
なんとこの娘こそ、崇悠の六人目の妃だった!
俄然うきうきして春柳が嫁いでくる日を心待ちにする崇悠。
しかし崇悠は知らなかった。
春柳は絶世の美貌で人を虜にし、類稀な好奇心で人々を振り回す、かなりの変人だということに!
あらゆるものを臆せず口にし、料理のためならなんでもする。
後宮の面倒なしきたりもなんのその、崇悠の食事改善に邁進し、ついでに他の妃に接触しては己の好奇心を満たす日々。
素材に萌えて、料理に恋する。
天女の面の皮を被った残念美人妃による後宮での皇帝食事改善物語が今、幕を開ける!
※本作はフィクションです。出てくる料理や効能に関して責任は負えません
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