現実世界恋愛 完結・全27話

汐待島で、君と夏を渡る

碓氷さゆ 2026/05/25 公開 2026/06/10 21:10 更新

あらすじ

祖母が渡れなかった夏の約束を、孫の私たちがもう一度渡る。

篠原夏帆、十七歳。
松山市で暮らす高校二年生の夏帆は、夏休み、祖母の家の片付けと夏祭りの手伝いのため、幼い頃に住んでいた愛媛県八幡浜へ戻ることになる。

海沿いを走る鈍行列車。
潮の匂い。
港のカラスみたいに聞こえた、八幡浜の「が」の方言。
懐かしいはずなのに、どこか少し遠くなっていた町。

そんな八幡浜の港で、夏帆は東京から来た少年・朝倉湊と出会う。
湊が探していたのは、亡き祖父が残した一枚の古い写真に写る場所だった。

写真に写っていたのは、白い灯台と、夏の海。
そして、若い頃の夏帆の祖母によく似た少女。

写真の裏には、こう書かれていた。

「潮が引く夜、灯台の下で待つ」

その言葉に導かれるように、夏帆と湊は、宇和海に浮かぶ小さな島・汐待島へ渡る。
白灯台、潮が引いた夜にだけ現れる約束の浜、届かなかった手紙。

少しずつ明らかになるのは、十七歳だった祖母と、湊の祖父が交わした、果たされなかった夏の約束だった。

海が出会わせ、海が離した想い。
言えなかった言葉を抱えたまま止まっていた、祖母たちの夏。

その記憶をたどるうちに、夏帆と湊自身の夏も、静かに動き始める。

瀬戸内の島で、祖母が渡れなかった約束をもう一度渡る、ひと夏の青春恋愛物語。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/28〜11/03(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/28 10/31 11/03
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/28 10/31 11/03

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/03 2 ±0 10 ±0
11/02 2 ±0 10 ±0
11/01 2 ±0 10 ±0
10/31 2 ±0 10 ±0
10/30 2 ±0 10 ±0
10/29 2 ±0 10 ±0
10/28 2 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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