ハイファンタジー 完結・全55話

背中に花を刻まれた影妃は王を手玉に取る最悪の女になる

春野まゆき 2025/11/29 公開 2026/02/20 19:37 更新

あらすじ

影妃(えいひ)──それは、王の魔力を循環させるためだけに作られた“身代わりの妃”。
背に偽りの花紋を刻まれ、一生続く激痛とともに役目を終えれば処刑される、捨て駒の存在。

その影妃に選ばれた少女レイシアは、かつて貧民窟で“灰”と呼ばれ、名すら持たず焼き殺されかけた身だった。
だが彼女には、だれにも真似できない一つの才があった。

── この国のどんな神官よりも正確に“象(かたち)”を読み、
崩れた運命の流れを繋ぎ直す力。

王ゼクスは、彼女を政治の駒として利用しようとするが、彼女の才覚を認めざるを得なかった。
反目しながらも、ふたりは次第に惹かれあ合う。

大鯨が漂着し、王国に滅びの凶兆が満ちたとき、
レイシアは死を覚悟して王の前に進み出る。

「大鯨は災いではありません。
──国を救う“恵み”に変えられます」

影妃が王に献じた策は、やがて王都の経済を動かし、政局を揺るがしていく。

だがその裏で、影妃制度の真実がレイシアに迫る。
「影妃は、役目を終えれば必ず殺される」
彼女を救おうと激しく揺れる王ゼクス。

冬至点の祭祀の夜、惹かれあうふたりは思いがけず互いのからだを重ねてしまう。

彼を支える軍師オルフェンは、影妃を王から切り離そうと暗躍する。
さらに“神に選ばれし白子(アルビノ)”ラスは、レイシアの身に宿る“もうひとつの運命”を聞き取ってしまう。
運命の一夜が、それぞれの宿命の歯車を狂わせる。

これは、
たった一つの花紋を背負わされた少女が、
王国の運命を捻じ曲げ、
権力と神話の中心へ駆け上がる物語。

影妃は捨て駒では終わらない。
影妃は──王と国を救う唯一の鍵だった。

ポイント

総合ポイント 50
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 4488% ブクマ×2 612%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
3
感想
3
レビュー
0
評価者数
5
平均評価
8.80
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 44+0(7日間)
45 44 43 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 3 ±0 44 ±0
10/31 3 ±0 44 ±0
10/30 3 ±0 44 ±0
10/29 3 ±0 44 ±0
10/28 3 ±0 44 ±0
10/27 3 ±0 44 ±0
10/26 3 ±0 44 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…