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島津恭介 2026/05/23 公開 2026/05/23 13:14 更新
神に愛された聖なる都カルセド。
それは、純血のエレネ人だけが尊ばれる、美しき支配の街。
その裏で、混血の少年サバジュは誰からも見捨てられ、ただ生きるために足掻いていた。
かつてこの地を治めていたアトゥーサの民は滅び、旧き神もまた力を奪われた。
そしていま、少年は一匹の狐と出会う。
それは、かつてアトゥーサの神として君臨していた九尾の神狐イシュカ。
だが、いまではエレネ人の神に敗北し、全てを奪われていた。
少年がイシュカと契約を結ぶとき。
その額に神の力が刻まれる。
──黒曜の神紋。
それは、世界への叛逆の証。
魔獣を呼び出し、その力を使う禁忌の力。
己も、街も、国も──そして神の力さえも。
全てを、奪い返すために。
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