ヒューマンドラマ 短編

私の両親は物置部屋、秘書の両親は主賓席――そんな婚約者との結婚をやめました

熾星 2026/09/11 公開 2026/09/11 15:41 更新

あらすじ


私が蒼海市の桐生家に嫁ぐと決まってから、両親は早々に式用の服を揃えた。母は披露宴のマナーまで調べ、父を相手に何度も確認していた。

 ところが空港に着き、迎えの車に乗ったところで、桐生家のスタッフから携帯電話を預けてほしいと言われた。重要な招待客が多いため、別邸での受付が済むまでは一時的に預かる決まりらしい。

 招待客を泊める別邸に着き、玄関を入ったところで足が止まった。

 両親のために用意されていたはずの席に、美晴の両親が座っていた。

 二人は一か月も前から蒼海市に呼ばれていたらしく、桐生家の親族と楽しそうに写真を撮っていた。手には当然のようにスマホがある。

 母がそっとスカートの裾をつまんだ。

「美緒。私たちは、どこに座ればいいの?」

 広間の向こうへ目をやると、恭介が美晴のドレスの裾を直していた。

 そのまま廊下の奥へ行き、御堂司に電話をかけた。

「司。私、明日の三時に結婚する」

 二秒ほどして、司が答えた。

「このタイミングで電話してくるってことは、何かあった?」

 ガラス扉の向こうにいる二人を見ながら答えた。

「花嫁をさらいに来て。ここから連れ出してほしい」

 司が小さく笑った。

「住所送って。三時までには着く」

「遅れないで」

ポイント

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日間ポイント 0
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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 9+0(7日間)
10 9 8 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 230+22(7日間)
230 225 220 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 9 ±0 230 ±0
10/31 9 ±0 230 ±0
10/30 9 ±0 230 ±0
10/29 9 ±0 230 +10
10/28 9 ±0 220 +2
10/27 9 ±0 218 ±0
10/26 9 ±0 218 +10

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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