純文学 短編

夜の隙間を漕ぐ

君と誰そ彼 2026/03/08 公開 2026/03/08 18:40 更新

あらすじ

世界は、朝凪の中にあった。
鏡のような水面に、言葉はもう必要ない。
ただ一本の櫂を引き、重い水を押し進める。
一漕ぎごとに、かつて自分を縛り付けていた喧騒も、焦燥も、体の中からそっと抜き去られていく。
「死ぬ、みたいだね」
いつか君が笑った、あの窓辺の匂い。
降り注ぐ白い花片と、水平線へと溶けてゆく過去の輪郭。
これは、目的地を持たない航海の記録。
ただ「漕ぐ」という呼吸だけが、僕の人生のすべてだった。
やがて夜が降り、星々が水面を埋める。
物語が閉じる音とともに、僕は夜の深みへと溶けていく。
あとに残されたのは、冷たい水の感触と、
君を見送る「私」の、静かな祈りだけ。

ポイント

総合ポイント 10
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 10100% ブクマ×2 00%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 0+0(7日間)
1 0 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 0 ±0 10 ±0
11/05 0 ±0 10 ±0
11/04 0 ±0 10 ±0
11/03 0 ±0 10 ±0
11/02 0 ±0 10 ±0
11/01 0 ±0 10 ±0
10/31 0 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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