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KK 2020/03/09 公開 2020/03/15 22:00 更新
僕――雪名雅之(ゆきな・まさゆき)は、どこにでもいるマンガ好きの高校生。
性格は大人しく内気で、クラスでも目立たない……いわゆる、陰キャラである。
ある日、そんな僕の読んでいる漫画に興味を示したのは、クラスでもカースト上位の存在、モデルをやっていると噂されるような美貌の今風ギャル、大久保新菜(おおくぼ・にいな)だった。
別次元の存在とも思っていた新菜に誘われ、彼女にお勧めの漫画を紹介する事になった僕。放課後、二人きりで本屋に行き、そのついでにゲーセンに寄ったり、思いがけず楽しい時間を過ごしてしまう。
もしかして彼女、僕に対して少なからず好意を抱いているのかも……。
あまりの良い雰囲気にそう思い込んだ僕は、帰り際、勇気を出して新菜に連絡先を交換しないかと持ちかけたのだが……結果、爆笑されてしまった。
「あははっ! まさかユッキー、あたしがユッキーのこと好きだとか思ってる!?」
図星を突かれた僕は、新菜に散々『チョロい』と馬鹿にされ、バイバイされてしまった。
その日の夜は、恥ずかしさと悔しさで悶えて眠れなかった。
やはり彼女と僕は別世界の住人、これからはまた通常通りの日常が再開するんだ……楽しい記憶だったけど、もう忘れよう、と、そう決心した僕。
しかし翌日、新菜にそんな僕の気持ちを正直に伝えたところ……何故か彼女が事あるごとに僕に絡んでくるようになったのだ!
お昼の時間には探し出されイジられ、放課後は帰った後に追い駆けてきてイジられ、挙句うちに乗り込んできてイジられ……。
これは、ひょんな事から関わってしまったクラスメイトのギャルに、チョロいオタクの僕がモテ遊ばれ続ける物語。
「ユッキー、本当チョロすぎ~」
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