ヒューマンドラマ 短編

夫の「失踪していた妹」を家に迎え入れたら、二人は私を売る計画を立てていた

熾星 2026/06/17 公開 2026/06/17 17:39 更新

あらすじ

 夫の黒瀬拓真が、失踪していた「妹」を、とうとう家へ連れて帰ってきた。
 前世の私は、彼女が子どもを抱き、古びた荷物を引きずって玄関に立っているのを見て、放っておけなかった。だから東京・世田谷に買ったばかりの新居へ入れてやった。けれど彼女は、家に来たその夜から、拓真と一緒に主寝室で眠りたいと言い出した。
「美咲お義姉さん、私とお兄ちゃんは三年分の家族の時間を失ったんです。ちゃんと取り戻さなきゃ、だめですよね?」
 後になって、私は知った。彼女は拓真の実の妹などではなかった。黒瀬由依――拓真の初恋の女だった。そして彼女が抱いていた大翔も、私の甥などではなく、由依と拓真の息子だった。
 私は二年間、不妊治療を続けた末に、ようやく子どもを授かった。けれど大翔は、医師から出されていたビタミン剤を、出どころの分からない薬にすり替えた。そして手を叩きながら笑った。
「お腹の中のそれ、疫病神だろ。神様が連れていくなら、お前も一緒に連れていけばよかったのに」
 私は大量に出血し、床に倒れた。その時、黒瀬拓真と黒瀬由依はソファに座ったまま、バラエティ番組を見ていた。テーブルの上には菓子の殻が散らばっていたのに、二人は救急車も呼ばず、私に触れようともしなかった。

ポイント

総合ポイント 68
日間ポイント 0
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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 64+0(7日間)
65 64 63 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 2 ±0 64 ±0
10/29 2 ±0 64 ±0
10/28 2 ±0 64 ±0
10/27 2 ±0 64 ±0
10/26 2 ±0 64 ±0
10/25 2 ±0 64 ±0
10/24 2 ±0 64 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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