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海道 睦月 2013/09/01 公開 2014/02/28 22:09 更新
西暦七五五年、唐の時代、玄宗皇帝は安禄山の反乱から逃れる途中、現世と平行して歴史を刻むもう一つの世界を垣間見た。
そこには巨大大陸基慈(きじ)が存在し、その大陸は、志芭(しば)という王朝によって統治されていた。
志芭王朝は二百余年続いてきたが、政治をかえりみない歴代の皇帝たちによって、王朝は腐敗の一途を辿り、そのため、世は麻の如く乱れ、王朝は野盗の頭目となっていた魏嵐(ぎらん)に簒奪されてしまう。
魏嵐が皇帝の座について十年あまりの歳月が流れたとき、志芭の国より遥か西にある辺境の地、青弧(せいこ)から一人の若者が東を目指し歩き始めた。
彼の名は紫羅義(しらぎ)、持って生まれた人を惹き付ける力と、その信条、信念により志を持った者たちが彼の元に集い、彼は悪帝魏嵐を倒すべく志芭の都である朱浬(しゅり)を目指し、仲間の力を借り、幾多の不利な戦いを乗り越え、ついに魏嵐を倒し皇帝の座につく。
月日は流れ、西の地で強大な魔が目覚めたとき、朱浬の都から紫羅義を名乗る若者が仲間とともに旅立ち、吸血魔が率いる反乱軍と若者たちの新たな戦いが始まる。
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