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三上康明 2019/01/06 公開 2026/10/30 06:00 更新
13歳になったソーンマルクス——愛称「ソーマ」は、かねてより憧れていた騎士養成学校《ロイヤルスクール》に通えることになった。入学式で行われるのは学生の天稟《アビリティ》(神の与えた才能)とスキルレベルの判定、それによるクラス分けだ。
王族も通う貴族のための「白騎《ホワイト》」
実力至上主義「蒼竜《ブルー》」
少女中心の「緋剣《スカーレット》」
美男美女の「黄槍《イエロー》」
地味ながら堅実な「碧盾《エメラルド》」
どれにも当てはまらない——つまり問題児の「黒鋼《ブラック》」
という6クラスが用意されている。
実はソーマには「日本」という国で暮らしていた、前世の記憶がある。ソーマは技能レベルを数値で確認できる希有な能力「試行錯誤《トライアル・アンド・エラー》」があり、技能レベルを上げまくっていた。
平民でも実力があれば入れるトップクラス「蒼竜」は、合計技能レベル「200」を越えていれば確実。
ソーマが念には念を入れて、上げまくったレベルはなんと、「1,012」。
今年のロイヤルスクールは沸いていた。3大公爵家の1つ「ラーゲンベルク」による技能レベル「300」超えを筆頭に、「200」台が10人と大豊作。すでに「栄光の世代」とまで囁かれていた。
そしてソーマの判定の番となる。
「次、学力試験首席、ソーンマルクス=レック——」
それはソーマの誤算だった。判定機は「4ケタ」のレベルを確認できない仕様だったのだ。
ソーマはレベルを上げすぎたせいで誤判定され、問題児クラス「黒鋼」へと放り込まれることになった。
だがそこでへこたれるソーマではない。天稟「試行錯誤」を武器に貴族偏重の学園の意識をどんどん変えていく——。
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コミカライズ(白石識先生)は双葉社「がうがうモンスター」。
書籍版は集英社ダッシュエックス文庫、イラストは100円ロッカー先生です。
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